Midnight Note

明日はどこまで行こうか

俺の情緒を破壊し続けている『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』についてもう少しだけ語らせてくれ

この記事は前回の続きです。
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まあまあそう言わずに。

当然ですが、この記事には『イース8』の超特大ネタバレが含まれます。
まだやってない人類なんて存在しないとは思いますが、やってない方は全力で引き返してください。そしてクリアしてください。










A-to-Zのこと

語りたいのはこれに尽きるんだよ。


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真ラスボス曲『A-to-Z』。
尋常じゃなくカッコいい曲だ。

いや、本当にカッコいい。
でもぶっちゃけ、中ボス戦でかかっても印象に残らなかったと思う。
というか中ボス戦に合わないというか……

そもそもラスボス戦にも合わない。

本当に、この世で「ここ」でしか合わない曲なんじゃないかと思う。

僕は真ラスボスである「はじまりの命」について、以前こう書いた。

なんで「こいつ殴っていいの?」って思いながら殴らないといけないんだよ!!!

テオス・デ・エンドログラムは違うんだよ。
確かに殴ったら世界がどうなるかわからない、けれど殴らなかったら少なくとも人間が滅ぶことは確実なんだ。
だったら殴るしかねぇよなぁ!?

でも「はじまりの命」は違うじゃん?

例えばだけどダーナは大樹の残留思念的なものに囚われちゃったとか、そういうのじゃダメだったの?
シンプルにダーナを最後に助けに行く、じゃダメなの?


結論を言おう。

ダメなんだよ。
ダメなんだ、それは……!!

テオス・デ・エンドログラムのこと

プレイ当時「はじまりの命」戦にいまひとつ乗れなかったのは、表のラスボスであるテオス・デ・エンドログラム戦が完璧すぎたということもあった。

人類の滅亡を司る進化の理そのもの。
誰がどう見てもラストダンジョンと分かるラストダンジョン。
直前の道で流れるメインテーマ『Lacrimosa of Dana』。


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そしてこの曲。
曲名はそのまま『Theos-De-Endrogram』。


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あまりにも、あまりにも「ラスボス戦」だった。

そう。
「ラスボス戦」だった。
ラスボスだった。

ラスボスなんだよ!!!!

ちょっと情緒が乱れてしまった。
いきなりどうした!?と思われてしまうかもしれない。
でも、これが、これこそが本質なんだよ……!!

あまりにも、あまりにも「最後」

そもそも名前が凄い。
「テオス・デ・エンドログラム」。
このやたらめったら重厚な名前は一体なんだ?

おそらく樹形図を意味する「デンドログラム」が含まれている。
進化の理を示すボスにはピッタリな名前だ。
そして「テオス」はギリシャ語で「神」の意味。
樹形図の神、まさに「進化の理」。

だが、「デ」を分けたのはただオシャレのためだろうか?
おそらく違う。
複数の言語で"of"を意味する"de"と、"End" を明らかに強調している。
そう読むと「最後の神」だ。

そもそもBGMの『Theos-De-Endrogram』も凄い。
ちゃんと聴いてほしい。


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OPである『Lacrimosa of Dana』の旋律も、ダーナのテーマソングであり作中何度もリフレインする『Dana』の旋律も含まれている。


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もうあまりにも「これで終わり」を強調している。
強調しすぎている。

実際、テオス・デ・エンドログラムを倒すことはダーナの長き因縁の終焉と、旅の終焉を意味している。
バッドエンドでもノーマルエンドでも実のところその先の展開の大枠は変わらない。

トゥルーエンドで変わるのはたった一つの要素だ。
本当に、本当に、たった一つだけ。

それは。









「夜が… 明けただと?」




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唯一果たされていない約束。
「別れを告げる」。

人類のためでもない、巨悪を倒すためでもない。
本当に、ただそれだけのため。

もう全ては終わっている。
あとは帰るだけ。あとは「始まる」だけだ。

『A-to-Z』は……「ラスボス戦の曲」じゃない。
「はじまりの命」戦には一言で済ませるにはあまりにも重い感情がある。
けれど、そいつ全てひっくるめてここまでの勢いで駆け抜けてくれる、そんな曲……この曲以外あり得るか?

ただ一つ言えることは……

いや。
ここまで何も言えないと人は「エモい」しか言えなくなるんだよな。

でも……

うん。
いくらなんでも分かりにくすぎると言うか……

繰り返すが、テオス・デ・エンドログラム戦が完璧すぎてその直後に受け止めるにはあまりにも心の準備が足りなかった。
もう少しだけ色々覚悟を決めさせてほしかったというか、戦う理由を納得させてほしかった。

多分スタッフも悩んだのだと思う。
「真のラスボスは絶対に巨悪とか、直接ダーナに危害を与える存在にしない」と強く決めていた、……決めすぎた結果、戦う理由がふわっとしてしまったのだと思う。
そこはあまりにも惜しいとは思う。
が……

でも、結局これで良かったのかもしれない。
ずっと『A-to-Z』のこと考えてるもん、結果的に。

終わりに

2020年配信予定、2023年事前登録開始したイース8モバイルの続報はまだですか?

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全体的に露出度がナーフされ清楚になり、ヒュンメルの存在が消されてます。
スマホゲーのターゲット的に消すならサハドだろとか思ってごめん、サハド。

サムネ用