Midnight Note

明日はどこまで行こうか。どこまで行けるだろうか。

オッス!オラアル中!

オッス、オラアル中!
Mistirです!

……酒飲むの、週3〜4日だし、アル中だと思ってなかったんすよ。自分のこと。
別に毎日飲みたくなるわけじゃないし。

……でも、多分僕アル中だ。
多分、この記事をお読みの「いやー自分も酒飲むけどアル中じゃないわー」って思われてる方の中にも「アル中」がいると思う。

奴らは知らず知らずのうちに、僕らを侵食している。

 

 

 

酒のない人生

先週金曜会社で飲んでいたのだけれど、後から聞く限り僕は相当暴れていたらしい。
社内のちょっとした催しで飲んでいたのだが、ホッピーが残っているのにキンミヤ焼酎が切れていたので「キンミヤぁぁぁぁ!!!!!!!……キンミヤぁぁぁぁああああああ!!!!!!!」と叫んでいたことは覚えている。
それ以外にも、とにかくヤバかったようだ。うっすら覚えているがあまり思い出したくない。

どうしてそうなってしまったのかと言うと、おそらく酒の量が多かったにも関わらず食べる量が少なかったからだろう。
そして最近単純に酒量が増えていた。よろしくない傾向だ。

次の日の土曜は最悪の気分だったが、結局日曜も誰かと飲みに行きたなり、ブログの読者さんと突発オフを開いてさらに飲んでしまった。
非常に楽しかった。

……が。
……さすがにヤバイなぁ、と思えてきた。
このままじゃいつまで経ってもマッチョになれないじゃないか。
僕は早く裸体をブログで晒したいのだ。 

mistclast.hatenablog.com

よし、思い切って酒を断とう!
中途半端にやるんじゃなく、飲み会に参加したとしても絶対に炭酸飲料で突っ切る!

……そして、一生……
……酒を……飲まなくなる?
……のか?

と、考えて気付いた。

酒を飲まなくなるとするならば。
……僕は、人生設計を変える必要がある。
冗談でもふざけてるわけでもない、本気だ。

気付いた。
僕の欲望は、三大欲求と、そしてアルコールに突き動かされている。

もし年収が1000万円を超えたら、どんなおっさんになりたいか?
僕はこう考えていた。

バイクで向かった旅の酒で、何のためらいもなくその地の居酒屋に入って、酒を愉しむ。
東京の高い店で悩まずに酒を愉しむ。
知る人ぞ知るようなバーで酒を愉しむ。

……そんな「ビジョン」を、全く、何一つ疑念を抱かず。見ていた。
そんな未来を見ていた。
いつかはそうなりたい、と。

……今の僕にとって、酒は逃げでもあり、楽しみでもある。そして同時に……
ひとつの、夢でもあった。

「酒のない人生は考えられない」。
その言葉が今、実感と恐怖を伴って僕に突き刺さった。

僕はいつからこうなった?
僕は……僕は、酒を飲むために生きてきたのか!?
しかも。
そういった「ハードボイルド」な酒の飲み方を志しながら、僕の酒の飲み方は「壊滅的」なままじゃないか!?
何がハードボイルドだ、ただのアホだ。

うっすらとした危機感は、心底強い危機感に変わった。
ヤバい。
一刻も早く、酒に代わる依存先を見つけなくてはならない。

……本来は何にも依存せず生きていければいいのだ。
だけど「酒飲まない分勉強しよう!」とか、「酒飲まない分筋トレしよう!」が無意味であることくらい僕には分かる。
というか。

冗談抜きに将来のビジョンを作り直さねばならない。
えらいこっちゃ。どうしよう?


「何を言ってるんだお前」って言われるかもしれないけど。
「健康的な大人」に……「酒もタバコもやらない大人」に、恐怖感がある。
極論「そうなりた『くない』」と思っている。
フランス文学ばかり、屈折した私小説ばかり読みすぎたか?
どこで僕は「荒れ果てたハードボイルド」への憧れを覚えた?
このままじゃそんな格好良くない何かが生まれるだけだぞ!?
お前はいつもいつも極端なんだよ!!!

……と、そういった感情さえも言い訳……多分、「認知の歪み」の一種なのだろう。
色々ねじれ、歪んだ結果生まれてしまった感情だ。

……そんな感情を抱えた男のことを。
世界は、そして僕は。



……アルコール中毒者と呼ぶ。
当然の話だ。

酒の前にあった人生

酒飲む前、僕は何に救いを求めてたっけ?
ゲーム……それから小説、それから音楽。

ああ、心を強制的にハイにしてくれるような音楽をずっと探してたっけな。
結局はあの頃から「酒のようなもの」をずっと探してたんだ。

……今思うと、それでハイになれるなら十分だったじゃないか。
偽りのハードボイルドに、偽りの破滅願望に踊らされてる余力はお前の「人生には」無いはずなんだ……

……あー。
何を目標にして、生きようかな……
どうしよっかな。

……ま、多分。
健康的に生きてりゃ見つかるでしょう。

お読み頂き、ありがとうございました。
ではまた次の記事でお会いしましょう。