外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」
「いませんでした」
「いませんでした」
THE YELLOW MONKEY 『JAM』より
僕はこの曲のことを、ニュースキャスターが「嬉しそうに」「見えてしまう」自意識そのものを歌った曲だと理解していた。
ふと観たニュースにて。
コメント欄を見てほしい。
僕は。
僕は何を思えばいいんだろう
僕は何て言えばいいんだろう
この歌詞と全く同じ気持ちになった。
本日の朝日新聞朝刊に『JAM』の歌詞が掲載されています。
— THE YELLOW MONKEY (@TYMSproject) December 31, 2016
今夜、一緒に歌ってください。 pic.twitter.com/aLvk8zPXLo
僕は朝日新聞が相当嫌いだ。
嫌いだけど、すぐにこの言葉が過ぎった。
「残念だけど、この国にはまだこの曲が必要だ」。
この曲を自意識の歌であって政治色自体が重要な歌ではない、と理解していた僕はこの広告に少し違和感を覚えていた。
けれど、それは間違いだったのかもしれない。
……まぁ。
現代のYouTube含むSNSなんて、ロクなものじゃないのは分かりきったことだ。
分かりきったことだが……
ここまでか。
ここまでなのか。
なぁ。
キツい。
キツすぎる。
どうして、こうなった。
いつからこうなった。
なんでだ。
2010年前半、「ネトウヨ」という言葉がよく飛び交っていた。
いつの間にか死語に近い扱いになった。
当時のネトウヨは今よりマシだった……なんて言う気はない。
けれど、ここまで表立ってはいなかったし、もう少しファクトベースで議論していたような気がする。
もちろんそれは僕の幻想かもしれない。
でも、そう思いたくなるくらい、酷いのは事実だ。
こんなもの見なきゃ良い。
それは一つの事実だ。
けれど、僕は多分、この現実を認めなければならない。
その上で……
何か始めようと、震えるしかないのだろう。
この記事は僕の今の気持ちと、それを引き起こした事象を残すアーカイブに過ぎない。
それだけです。
これ以上は深入りする気はない。
少なくとも今は、だけどね。