ども、Mistirです。
なんか……また、どこかのCMが話題になったようですね。
通称、「うな子」。
一応公式ページは削除されたらしいので……ここで別の方がアップロードされたものを貼るのはやめておきます。
で。…
このCMが話題になった結果、私の過去の記事を読んでくださってる方が増えてるようなんです。
びっくりしちゃいました。
ってことで久々にCM分析でもやってみるか、ってことで、ブレンディ並みの「素晴らしきアカンCM」が観られるかと思い、件の「うな子」を観てみました。
……
なんだこれは。
……しょぼいぞ……
はい。
作品として、単純にしょぼいです。
いや、そりゃインパクトはありますよ?
エロスはありますし。
でも……なんか、スッカスカだ。
先にこれが性差別かどうかっていう話をすると……別に議論するまでもない気がする。
スク水の女の子が、「食べられるために」「養ってと身を差し出して」「ぬらぬら濡れてる」んですよ。
……いや、ぬらぬら濡れてる要素はどうでもいいか。
まぁ性差別云々は語られてるから、全体の構成に関して少し語ると……
雑ですよね。
まず、なんで女の子が自分から養ってって言うの?
まずその時点で意味がわからない。
ブレンディのCM場合、飼われている「生徒たち」は世界の仕組みに疑いを持ってないんですよ。
その世界観はディストピア小説の王道を観ているようで、物語的だった。
一方……「うな子」は……よく分からない。世界観もクソもない。
物語的というか詩的なフィーリングで作っているのだろう……と好意的に解釈するには、ちょっとどころじゃなく下品だよなぁ……
でさぁ。
ラスト、「さよなら」って言いながら出て行くわけだけど……
なんでそこだけ変に現実を避けてんだ?
人間が売るから面白いのに。徹底的に炎上マーケティング狙うならいっその事最後、首に「3,000円」とかって値札つけて、黒いタレでもかけられて火あぶりにされてたら面白かったのに。
……市役所が焼け焦げそうだけど……
なんかあまりにも「人に食われるものを育ててる」っていう現実をガン無視した展開に、一瞬「え?うなぎって栽培漁業だったっけ!?」って思っちゃいましたよマジで。
栽培漁業(さいばいぎょぎょう)と養殖漁業(ようしょくぎょぎょう)の違(ちが)いについておしえてほしい。:農林水産省
……まぁ、映像はなんというか……耽美、と見えなくもない……んですよね。
でもやっぱりさっき言ったように、耽美狙いとすると下品なんですよね明らかに。
逆に言えば下品なのに耽美、とも……言えなくもないかぁ。
さて。
歯切れ悪く語りましたが、この記事は……
うな子」が作品として「ブレンディ」と並べられるようなものではない
ということが言いたかっただけです。
テーマは確かに似てるといえば似てますけど……
極論、「うな子」は……
「スク水の女の子が『養って』って言って住み着いてくる。なんかぬるぬるしてる。ある日『さよなら』って言って出ていった。うなぎであった。嗚呼、うなぎであった。完」
……これで終わりなんですもん。
だから、ブレンディと同列に扱われるとブレンディが可哀想というか……
ああ、語っても不毛だ……
悲しくなってきた。
シン・ゴジラでも観よう。
おまけ。
「濃い牛乳を出し続けるんだよ☆」
ではまた次の記事で。
お読み頂き、ありがとうございました。
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